オンラインカジノで不安になる要素の一つとして、「違法ではないの?」という点ですね。
日本では公営ギャンブル以外のギャンブルは違法ですよね。
都内で経営されている闇カジノが摘発されているニュースなどを度々ニュースでみると不安になる方も多い筈です。
そのため、オンラインカジノに興味があっても、違法性が気になって手を出しづらい…という方も少なくないでしょう。
今回はオンラインカジノで稼いでも違法ではないのか解説していきます。
◯オンラインカジノは違法でも合法でもない
結論から先に言うとオンラインカジノは違法でも合法でもありません。
いわゆるグレーゾーンというやつですね。
現在のところオンラインカジノを明確に裁く法律は日本にはありません。
オンラインカジノ自体、海外企業が政府発行のライセンスを取得して運営している限りは合法的な存在です。
ラスベガスの合法のカジノを日本人が現地で遊んでも 違法にならないのと同じですね。
オンラインカジノを日本からプレイした場合にどうなるのかという法律は今のところないのです。
また日本の賭博に関する法律は基本的に運営側を裁くためにあるため、現在のところプレイヤー側が裁かれることは考えにくいようです。
◯逮捕された事例はあるの?
オンラインカジノを裁く法律がないとはいえ、逮捕事例がゼロというわけではありません。
2016年、オンラインカジノをプレイした日本人プレイヤー3名が逮捕されるという、以下のような事件がありました。
海外のインターネットのカジノサイトで賭博をしたとして、京都府警は
賭博(単純賭博)の疑いで埼玉県越谷市の制御回路製作会社経営の65歳の男性、
大阪府吹田市の無職36歳の男性、
埼玉県東松山市のグラフィックデザイナーの31歳の男性の3容疑者を逮捕しました。
府警によると、無店舗型のオンラインカジノの個人利用客が逮捕されるのは全国初とみられます。
引用元
https://www.sankei.com/smp/west/news/160310/wst1603100084-s.html
オンラインカジノはグレーゾーンなのに何故逮捕されたのかというと、以下の理由があります。
一つめに利用していたオンラインカジノが日本人ディーラーがいるのを売りにしており、明らかに日本人向けのサービスが充実していたということです。
二つめに近年の日本人のオンラインカジノ利用が増加していることを警戒したため。
つまりみせしめですね。
ただし、この逮捕については不起訴処分となっています。
これは検察側が裁判で争っても有罪にするのは難しいと判断したからと考えられています。
逮捕までされたプレイヤーが不起訴処分となったことで、オンラインカジノは日本の法律においてはグレーゾーンであるということを改めて証明した事例となりました。
◯オンラインカジノて遊ぶ際に気をつけること
・海外の合法で運営されているオンラインカジノで遊ぶ
海外の合法のオンラインカジノで遊ぶことは違法ではありませんが、それはあくまで合法のものだけです。
当然ながら政府よりライセンスを取得していない違法のオンラインカジノを利用した場合は違法になります。
また日本国内て運営されているオンラインカジノで遊ぶのは違法となります。
必ずライセンスを取得しているか、海外で運営されているかをホームページから確認をしましょう。
オンラインカジノの紹介サイトの常連のベラジョンカジノやビットカジノなどは日本人も利用者の多い大手オンラインカジノなので安心です。
・SNSなどで公言しない
逮捕された方たちはオンラインカジノのプレイ履歴などをブログなどで公開していたようです。
そのため本人特定が容易であったのが一つの要因であったそうです。
SNSなどでいくら稼いだというよな報告するのは我慢しましょう。
・明らかに日本人向けに作られたオンラインカジノてば遊ばない
逮捕者がでたオンラインカジノは既に閉鎖されており現在は遊べませんが、一つの基準として日本人ディーラーを売りにしているようなオンラインカジノで遊ぶのは控えるようにしましょう。
オンラインカジノは違法ではありませんがグレーゾーンであるということを理解して、あくまで自己責任という感覚をもって遊ぶようにしましょう。
また法律など変わる可能性はゼロではありません。
常に最新情報を確認するように気を付けましょう。